おす!ばんさんです!
今回は韓国オススメ映画|ホラー編
『ホテルレイク』
の紹介!
キャスト陣の強さ<シナリオ力&制作技術
が評価されている韓国映画
その中でも日本人が受け入れやすいホラー映画
まだ見ていないのであれば見るべし!
知っている方も知らない方も、ぜひ最後までご覧になってください!
元脚本家のばんさんが独自の目線でこの映画のオススメポイントを紹介していきます!
では早速まいりましょう!
引用元:映画.com
韓国
ユン・ウンギョン
イ・セヨン / ハン・ユミ
パク・チヨン / キョンソン
パク・ソイ / ユンチユ
101分
仕事の都合で叔母の経営するホテルに妹を預けることにしたユミ(イ・セヨン)。ただそのホテルには奇妙なルールがあるという。・絶対に上を見上げてはいけない。・絶対に一人で歩き回わってはいけない。・絶対に405号室に入ってはいけない。足を踏み入れてすぐ違和感を感じるユミ。ここには、人を狂わせてしまう“何か” がある…。
引用元:フィルマークス
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近年の韓国映画におけるホラージャンルとは
恨み辛み、怒り、悔しさ、悲しさなど
何らかの過去や出来事に囚われた人の異常行為で見せる ” 人間の怖さ ” がテーマとなっているものが多いのが特徴的で、バイオレンスな表現がされる映画が多いです。
もっと端的にいうと
”一番怖いのって人間だよね”
っていうのが韓国ホラー
つまり単にホラーと言っても
寄生虫だったり
宗教だったり
殺人鬼だったり
人間のドロドロだったりで恐怖心を与える作品が多いわけです。
日本人のホラーの印象となるとやっぱりお化けの存在ですよね
人間の怖さや、得体の知れないモンスターなどの怖さももちろんホラーなんですけど、SFやサスペンス、スプラッターなどの印象の方が強くなってしまうのはばんさんだけではないはず。
そんな日本人の方でもホラーとして受け入れやすい!
この映画の”敵=恐怖の対象”のメインテーマは幽霊による怪奇現象と恐怖体験です!
異父姉妹の妹を預かることになったイ・セヨン演じる主人公ユミがかつて母も働いていた、母の友人の叔母が経営するホテルにしばらくお世話になる
この映画
のっけから、もったいぶらずにガンガンおばけが出てきます!
ちょっと面白いぐらいに
ホテルに向かう途中では首が落ちるし!
ホテルに着くや否やお化けがいると完全に目視し、認知するし!
早々に怪奇現象に頭を悩まされるし!
妹は、周りには見えない女の人とどっか行っちゃうし!
スタートからフルスロットでお化けを出してくるんですよ
この映画は怖いです!どうぞ楽しんで怖がって!
徐々にお化けの存在をほのめかしていって、
主人公が認知したときにはもう遅かった!みたいなのが結構定番だと思うんですけど、
ストーリー的にも主人公は認めたくないけど認めざる負えない過去の出来事があったりするわけで
とにかく前半で容赦なくドキドキするシーンが出てきます!
でも、それはなぜか
それにはその幽霊達が出る理由が関係してくるのかも…
ここはさすが韓国ホラー
本当の敵とは何なのか、最後まで怖さを体験させてくれます
ホラー映画にとって欠かせないのはやっぱり音の力ですよね!
恐怖を煽るサントラ
お化けと対峙した時の悲鳴
幽霊側の悲痛な叫び
怪奇により割れるガラスの音
この音がないだけでホラー苦手な人も見れる映画って増えると思うんです笑
逆に音がなければ半減するわけで、それは大きな画面で大音量。これが最高に怖いだろ!と思いがちですが
今回はあえてイヤホン推奨。
いや、そりゃ大きな画面で見て、大音量で聴いてもらうのと、差ほど変わりはないのですけども
あるシーンで聞こえる音が。絶対にイヤホンで聞いた方がいいのです!=怖いのです!
主人公のユミは怪奇による悪夢に幾度となく苦しむのですが、その悪夢の一つにホテルの近くのバス停で一人暗闇の中、妹を探す夢があるのですが
そこで聞こえる女性の声。
なんと話しているかはわからない。
けどユミの声とその環境音とは明らかに別で、見ているこっちに話してきているような。
くっきりとした声が耳元で囁いてくる。
もっと、違った角度から説明すると。
ユミ達の声と、別で収録した声を上から流してる。
その女性の声の方がクリアに聞こえるように流している感じがするのです。
韓国国内で評価される映画で重要視されるポイントの一つで
セリフは聞こえやすいかどうか
というのがあります。
音楽や効果音とのバランスをセリフの方を大きくし、聞こえやすくする風潮があり、
また、日本に比べて、現場で録音したセリフではなくアフレコ(スタジオで口の動きに合わせて録音すること)を使う割合がかなり高いそうです。
そのアフレコをこんな使い方するなんて。耳元で囁かれるあの感覚は背筋が凍ってしまいます。
(そういった収録方法である確証はないです。)
韓国ホラー恐るべしです。
※日本でもそういった表現をしている作品もあるかも知れませんね
先ほどもお話ししましたが、韓国のホラー映画と調べると、かなりバイオレンスな表現のものが多いものだったり、vs幽霊ではなく違ったものが多い印象がありました。
ばんさんが個人的に怖いと思っている邦画ホラーは黒木瞳さんが出演している『仄暗い水の底から』
知っている人も多いと思います。あれはトラウマものですよ
要は、日本人としてはやっぱり
ホラー=幽霊
だと思うわけです!
『ホテルレイク』でばんさんが好きなシーンやテーマの紹介をします!
どのホラー映画でもやっぱり、その環境に対して感じる恐怖感ってありますよね!
お墓
夜の学校
誰も住んでいないボロボロの屋敷
薄暗いお風呂場
古い日本人形
などなど
『ホテルレイク』でもそう言った恐怖を煽ってくれるシチュエーションや備品がたくさんでてきます!
・絶対に入ってはいけない部屋から転がってくるビー玉
・うさぎの頭のゼンマイ人形
・ホテルの支配人である叔母さんが作った薔薇のブリザードフラワー
・趣味の悪い香りのするキャンドル
・人通りの少ない道にある古びたバス停
・ホテル裏にある遊園地
・アンティーク調のインテリアの数々
どうですか?これら全て自分の出向いた先にあると思うと、何だか不気味に感じませんか?
そしてこの中にはその後の伏線となっているものもあるので、それは見てからのお楽しみということで!
もうお化けが出てもおかしくないよ!
ってところからお化けが出るわけですから、そのシチュエーションや備品を見ただけで怖さを感じてしまうものですよね
今回は韓国のホラー映画の中でも日本人が受け入れやすそうな映画を紹介しました!
他の投稿で韓国映画をいくつか紹介しておりますが、その中で子役が出ている映画は『ホテルレイク』以外にもあって、改めて韓国の子役はレベル高いなぁーと思う印象でした。
自分が子供の時に、あの環境で芝居をしろと言われても
芝居だとわかっていても
作り物だとわかっていても
きっとトラウマになるだろうと思うぐらい作り込まれた世界観
となっております!
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ホラー、韓国で映画をお探しでしたらぜひご覧になってみてください!
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最後までご覧いただき誠にありがとうございます!!
では、また違う記事で!ばんさんでした!おす!