おす!ばんさんです!
今回は春休みオススメ映画!新しい一年を楽しみたいあなたに
『ウォールフラワー』
を紹介!
4月から新しい学年、クラス、環境が待っているあなた!
新しい環境への不安やドキドキはありませんか?
どんな環境でもあなたのこれからの一年はきっと楽しく充実したものになる!
そう思わせてくれる映画を紹介します!
知っている方も知らない方も、ぜひ最後までご覧になってください!
元脚本家のばんさんが独自の目線でこの映画のオススメポイントを紹介していきます!
では早速まいりましょう!
映画詳細
引用元:映画.com
制作国
アメリカ
監督
主演キャスト/登場キャラクター
ローガン・ラーマン / チャーリー
エマ・ワトソン /サム
エズラ・ミラー / パトリック
メイ・ホットマン / メアリー・エリザベス
ジョニー・シモンズ / ジョニー・シモンズ
ポールラッド / アンダーソン先生
上演時間
103分
あらすじ
チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして“恋”―。世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める―。
引用元:フィルマークス
視聴できるサブスク
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オススメポイント
華々しくなくたって、その世界にも青春はある
はみ出し者の島へようこそ
ローガン・ラーマン演じる主人公チャーリーが高校に入学した先で、
友達ができるかと不安に感じている。
なぜなら、入学早々最下層カーストに位置付けられてしまった為。
そんな時陽気な先輩兄妹。エズラ・ミュラー演じるパトリックとエマ・ワトソン演じるサムと出会い、青春を謳歌する物語。
高校でのカーストは主にアメリカンフットボールをしているものが上位。
そしてそうでない中間層がおり、その下にチャーリーなどのナード。またゲイやレズ。
ナードとは日本でいうところのヲタク的なイメージです。
その最下層カーストの主人公がスポーツをやっている最上カーストを押し除け学校で人気者やヒーローになるストーリーは良くある流れですが
チャーリーと友達になってくれた兄妹、加えてその2人の繋がりで仲良くなる友達もカーストは最下層。
それでも彼らは楽しく学校生活を送っているのです。
カーストが低くたって青春を謳歌している。
学校の人気者になれなくたって。生徒達の間で変な噂が広まっていたって
本当に仲の良い友達と一緒なら最高
環境が全てではないと教えてくれる映画です。
入学早々出鼻を挫かれたチャーリーでしたが勇気を出して話しかけた相手がパトリックだったことで、彼の分け隔てなく仲良くしてくれる性格と、それを取り巻く愉快な仲間達のおかげで楽しい学校生活を送っていくわけです。
『ウォールフラワー』の意味
壁の花
タイトルにあるウォールフラワーとは日本語に訳すと ” 壁の花 ” という意味
壁の花とはダンスやパーティーなどで誰にも相手にされず一人ぼっち、みんなの輪に入れず壁にいる人を表します。
まさに当初のチャーリーそのものです。
そんなチャーリーがパトリックとサムに誘われ行ったパーティーで、学校生活に対しての皮肉や参加者に対しての印象をハイになった勢いで話し、それは周りの参加者を大いに笑わせ楽しませた。
その様子を見てパトリック達は「君は”壁の花”だ」と話し仲間として受け入れたのでした。
壁の花だったチャーリーにかけがえのない友達ができて、
これからの学校生活が楽しくなりそうなシーン
ですが、なぜパトリックは ” 壁の花 ” としてチャーリーを受け入れたのか。
壁の花のもう一つの意味。それは
壁際にずっと立ち、周りの人達や環境を観察し、理解することができること
日本語タイトルは『ウォールフラワー』のみですが
原題は『The Perks of Being a Wallflower』
『壁の花である特権』
パトリック達はチャーリーの観察眼と、周りに対する思いやりや理解度を評価し仲間として受け入れたわけです。
ウォールフラワーに込められた2つの意味を感じながらこの映画を見るとより楽しめるかもしれないですね!
ばんさん的オススメシーン
この映画、とにかくずーっとエマ・ワトソンが可愛いんで、オススメシーンと言われると私利私欲の詰まった”エマ・ワトソン可愛いところ集”となり、信じられないぐらい長くなっちゃいそうですが、
もちろん他のシーンもすごく魅力的です!見る人が変わるとシーンに対しての好みも分かれるかもしれないです!
今回は全体を通してばんさんの感じた印象的なところをお話しします!
チャーリーの表情
作品を通してチャーリーを演じたローガン・ラーマンの表情がたまらないんです。
友達が中々できず不安な時期
パトリックに誘われたパーティーでハイになっている時
少し垢抜けて、恋に悩む時
パトリックを守る為に必死になる時
自分のトラウマにやられてしまいそうになる時…etc
当時、二十歳のローガン・ラーマン
年齢と比べて童顔なこともあり、高校生ならではの初々しさや、全ての出来事に新鮮さを感じる表情は青春の楽しさと儚さを存分に表現しております。
個人的に好きなところは
ロッキーホラーショーでドラッククイーンに扮しステージに立つパトリックにパフォーマンスとして詰め寄られるところ!
何をどうすればいいのこの状況!
でもそれを楽しんでいる表情は見ものです!
80年代ロックポップス
2012年に制作されたこの映画ですが作中に流れる曲はどれも80年代のロックポップスです。
チャーリーとサムの好きなバンドが同じであったり、共通の音楽の趣味がそういった音楽だったこともあり、パーティーのダンスナンバーや、ラジオで流す音楽などのほとんどが80年代ロックポップスなのです。
80年代に流行った曲。加えてその当時の映画挿入曲で有名なところだと
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』/Huey Lewis & The News – The Power Of Love
引用元:YouTube
『愛と青春の旅立ち』/Joe Cocker & Jennifer Warnes – Up Where We Belong
といった若者の青春や恋愛をテーマしたものが多い印象で、他にも
『フラッシュダンス』の主題歌であるWhat A Feelingや、ビリー・ジョエルのUptown Girl
引用元:YouTube
などダンスナンバーも多いことから
彼の青春の明るさやエモさの印象を強くしてくれていると思います。
中でも作中、ストーリーの鍵となる曲
デヴィット・ボウイの『Heros』
引用元:YouTube
は歌詞にも注目です!
最後に
他にも好きなところいっぱいあるんです!
生徒同士の友情だけではなく、ポールラッド演じる教師との友情とか
父からの些細な応援とか
「人の人生を優先して愛と叫ぶなんておかしい!」というセリフとか
とか、とか
カーストの良し悪しで高校生活の充実どが変わると言われている高校生活の中で
チャーリーと、その周りの最下層カーストで小さなコミュニティは
周りに負けず劣らず青春を謳歌するのです
自分が信頼できる人や環境があり、
その環境が自分を成長させてくれるのなら、
周りからどんなふうに見られていたって良いじゃないか
学生生活という多感な時期のコミュニティを取り上げている映画ですが
大人になってからでもすごく影響を受ける、刺激的な映画です!
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春休みに見たい映画をお探しでしたらぜひご覧になってみてください!
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最後までご覧いただき誠にありがとうございます!!
では、また違う記事で!ばんさんでした!おす!
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